建造物診断士試験

資格の概要

建造物診断士試験は、外壁及び屋根の素材・塗装・工事等に関する専門知識を有し、建造物を診断して適切な評価を行い、リフォーム等にあたって公正な助言を行える技能を有することを認定するものです。

受験の流れ

  1. お申込み・ご入金(¥29,000 テキスト代含む)
  2. 参考書の送付
  3. 答案用紙の送付(試験実施)
  4. 各社にて試験実施・記入した答案用紙を協会に送付
  5. 協会にて採点・合格者の通知
  6. 合格者に認定カードを送付

受験資格

区分 受験資格
特級 実務経験12年以上、もしくは1級取得後3年以上実務経験がある者、またはそれと同等の能力を有すると当協会が認める者
1級 実務経験7年以上、もしくは2級取得後2年以上実務経験がある者、またはそれと同等の能力を有すると当協会が認める者
2級 実務経験3年以上、またはそれと同等の能力を有すると当協会が認める者
※実務経験(業種)は、営業(住宅関連事業)、建装業、左官業、不動産管理業、住宅リフォーム業、建設業、エクステリア業、その他当協会が該当関連業に携わると認めた場合。

更新期限

  • ・資格の有効期限は発行日から5年です。
  • ・更新時は当協会が定める講習を受講することが条件となります。

※更新料は無料となりますが、資格証を紛失された場合は再発行手数料3,000円をいただきます。

注意事項

法人(企業)を通じた「法人一括受験」により取得され場合、資格の有効性は、当該法人に在籍していることを前提としています。
法人一括受験により合格・登録された資格は、受験者個人ではなく法人に紐づくものです。
取得後に当該法人を退職された場合、資格は原則として無効となりますのでご注意ください。

問題例

例題1 次の各文について正しい文章をすべて選び、番号で答えなさい。
  1. 窯業系サイディングはセメントと亜鉛を混ぜて軽量化と強度強化を行った外壁の一種
  2. 窯業系サイディングの性質は防火性と耐震性に優れている
  3. 窯業系サイディングの性質は軽量・断熱・クラック防止に優れている
  4. 窯業とは粘土や珪砂石灰岩などからガラスやセメントなどの非金属原料を高熱処理する過程で窯を使う工業のことである
解答:(____________)
例題2 次の文の( )に入る最も適切な語句を語群から選び、答えなさい。
  • ガルバリウム鋼板とは約55%の( )と約43.4%の( )、ケイ素もしくはシリコンが1.6%の比率で作られたメッキのことです。ガルバリウム鋼板は主に( )サイディングで使用されます。
  • 【語群】
  • 金属
  • アルミ
  • 亜鉛